木工話 2
「上手くなるには、如何したら良いですか?」と学生に聞かれます。
このような質問をする学生は、真剣に木工技術を習得して腕を上げたいと思っているようです。一生懸命に努力していても、なかなか上達しないと悩んでいるのでしょう。
結論から先に言うと、先生を信じることです。素直に従うことです。先生は、学生のために良かれと思う「最良の内容を、最良の方法で」指導しようと心がけているものです。それを信じて、その言い付けだけを守るようにすれば、余計な努力をせずに、早く目的を達成することが出来ます。
人には欲があるため、なかなか素直になれません。ついつい自我を通してしまいます。しかし、これを何とかしないで繰り返していると、ついには指導者に見放されることになり、結果的に損をするのは自分ということになってしまいます。無理にでも素直になりましょう。
次に、「教わる技術」を考え直し、効果的な学習に結びつけることですが、それを阿り(おもねり)や諂い(へつらい)ではなく、正当な方策と認識して実践することです。一部の人には、かなり難しい事のようですが、単に気持ちの持ちようだけですので、トライしてみてください。
他にも、有効な手段はありますが、その方法論は、指導してくれる先生に相談したほうが良いでしょう。とにかく、初期の段階の技能習得は、基本技術を吸収することです。それが目的であることを忘れずに、自分の気持ちを整理することが必要で、これは他人が踏み込む問題ではないということです。
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