四方山話
![]() |
長野県の木曽郡上松町にある専門校です。 緑深い山の中、木曽そのものが山の中にあるので、春の山菜採り、夏の川遊び、秋はきのこ採り、そして冬がスキーと、外で遊ぶのには事欠きません。 |
![]() |
||
![]() |
赤沢自然休養林 技専から、車で20分 たゆたう水は、真夏でも手足がしびれるほどに冷たい。 |
![]() |
山と渓谷 木曽駒ケ岳・御嶽山・風越山などなど。 もともとが山の中ですから、あっちを見てもこっちを見ても山です。 そして、一歩町中をはずれると、渓谷。 |
![]() |
上松技術専門校について
入校生の8割近くが、県外からです。
学生さんは文字通り北から南まで、全国から集います。
そのため寮がフル活用されています。
寮の定員は30名、6畳間での個人部屋になっています。 その他の人は、上松町や隣の木曽福島町のアパートや借家に入居しています。
この技専の魅力はなんだろうかと考えると
無垢材を使っての製作
道具の仕込み
鉋やのみの砥ぎ、仕込みは徹底的に実習します。
研いで、研いで、渾身込めて研いで、ふとした拍子に手から滑り落ちた刃を、その手で受け止める!ってその気持ちは分からないでもありませんが、病院送りです。
個々に沿った製作課程
みんな揃って同じ物を、同じスピードで作りましょうではありません。
教育の平等性を唱えるフラミンゴ教育は、残念ながらなされません。早い人は速いままに突っ走り、遅い人はそれなりに置いていかれたりします。
授業が終わり、家に鉋を持ち帰り、刃を研ぐ。
明日こそは見てろってな感じ、迎え撃つ方はかかってこんかいの思いを込めて、それぞれ刃を研ぎます。
これが個性を尊重した教育というものの姿であると存じます。
個人的には、ここのライバル意識は好きです。
全国各地から、様々な経歴、年齢の人が集まります。学校を卒業したばっかの若人から、学校の先生、地方公務員、無職、エリートといわれる職種、だった人達、etc,etc。
それが、み〜んな平に同級生です。一つ教室で学びあい、ケナシ合っての成長です。
「興(おも)しろい」という字がホントに良くあいます。
生き方として木工を選択し、そのために技専校に入る人が多いように思います。木工の技術を学び、最終的には、自分で工房を構えて、生活していくことをめざす人たちです。
家族を伴い子連れ入校する人も毎年数家族いるのですが、安定した収入を反故にし、地直しからの出発です。
そうそう楽な道程ではないと思いますが、卒業後、すぐに独立する人も少なくありません、預貯金が段々に減っていくのを横目にアルバイトを掛け持ちしながらやっています。